4Pは人間の意思決定メカニズムを科学的に体型した、フレームワーク
4Pの構成要素は
- Picture(イメージ)
- Promise(約束)
- Proof(証拠)
- Push(後押し、行動喚起)
Picture:購入後の理想的な未来を想像させる
悪い例:
「このサプリで痩せられます」
良い例:
「朝起きて鏡を見たとき、くびれたウエストラインに思わず微笑む。
クローゼットの奥に眠っていたお気に入りのワンピースが、すんなり入るどころか、少し余裕すら感じる。
久しぶりに会った友達から「別人みたい!何したの?」と羨望の眼差しで聞かれる──そんな3ヶ月後のあなたを想像してみてください。」
ポイント:
- 五感を刺激する描写(資格、触覚、聴覚)
- 具体的な数値やシーン設定
- 第三者からの承認欲求も刺激
Promise:明確で測定可能なベネフィットを約束する
悪い例:
「英語が話せるようになります」
良い例:
「90日後、あなたは海外出張で現地スタッフと英語で冗談を言い合い、プレゼンで拍手を受けています。
TOEICスコアは最低200点アップ。
もし達成できなければ、受講料を全額返金します」
ポイント:
- 期限を明確にする(90日、3ヶ月)
- 定量的な成果(200点アップ)
- リスクリバーサルで約束を強化
Proof:約束が実現可能であることを証明する
効果的な証拠の階層:
レベル1:数字
「導入企業の87%が3ヶ月以内に業務時間を30%削減」
レベル2:具体的な事例
株式会社〇〇様(従業員50名)は、導入2ヶ月で月間残業時間を120時間→35時間に削減。
年間コスト削減額:約480万円
レベル3:ビフォーアフター
導入前:エクセルで手作業、ミス多発、月末は深夜残業
↓
導入後:自動化により10分で完了、ミスゼロ、定時退社
レベル4:お客様の声(感情込)
「正直、半信半疑でした。でも初日から違いを実感。
もっと早く導入すればよかったと後悔しています。」
経理部長 田中様(実名・顔写真付き)
証拠の種類
- 統計データ(最も客観的)
- お客様の声(共感を生む)
- ビフォーアフター(変化が見える)
- メディア掲載(権威性)
- 受賞歴・認証(信頼性)
Push:今すぐ行動する理由を与える
弱いPush:「今すぐお申し込みください」
強力なPush:
【希少性】 「本講座の受講枠は月20名限定。 現在残り3枠です」
【緊急性】 「早期割引価格(30%OFF)は 48時間限定で終了します」 カウントダウンタイマー設置
【損失回避】 「今期を逃すと、次回開講は6ヶ月後。 その間、競合他社は先に進んでいます。 あなたは6ヶ月間、現状維持を選びますか?」
【簡便性】 「今すぐ下のボタンをクリックするだけ。 所要時間わずか2分」
実践での活用のコツ
コツ1:順番を絶対に守る
Picture → Promise → Proof → Push の順序には心理学的根拠がある。
ダメなパターン:いきなりProof(実例)から始める→読者は「だから何?」となる。そもそも興味がないから。
正解:まずPicture(理想の未来)で感情を動かし、欲求を換気してから証拠を見せる
コツ2:Pictureは「欲しい結果」ではなく「その先の感情」を描く
表面的:「年収が1000万円になります」
深層心理:
- 子供に「お金がないからダメ」と言わなくていい。
- 妻の誕生日に値札を見ずにプレゼントを選べる
- 両親に親孝行できる経済的余裕を持てる
コツ3:Proofは「似た人」の成功事例を使う
読者が「自分には無理」と思わないよう、初心者の成功事例を入れる
「東大卒のエリートが成功」→共感されにくい
「50代主婦・パソコン初心者の佐藤さんが月30万円達成」→共感される
コツ4:Pushは複数の心理トリガーを組み合わせる
トリガーはひとつだけでは弱い
以下を複数組み合わせる
- 希少性(限定〇名)
- 緊急性(〇日まで)
- 損失回避(今逃すと…)
- 社会的証明(〇〇名が申込済)
- 簡便性(ワンクリック)
コツ5:リスティング広告とLPの連動
広告文:Picture+Promise──注意喚起
「90日で英語ペラペラ/TOEIC200点UP保証」
→クリックしたくなる約束
LP:Proof + Push──信頼構築→行動
- ファーストビューで改めてPromise
- スクロールに合わせてProof(事例、データ)を段階的に
- 複数箇所にPush(CTAボタン)を配置
よくある失敗パターン
失敗1:Pictureが抽象的すぎる
「成功します」「幸せになれます」→ 脳内でイメージできない
改善策: 映画のワンシーンのように具体的に描く
失敗2:Promiseが曖昧
「効果があります」→ どれくらい?いつまでに?
改善策: 数値・期限・条件を明示する
失敗3:Proofが自己主張だけ
「当社は業界No.1です」→ 誰が言ってる?証拠は?
改善策: 第三者の声、客観データ、メディア掲載を使う
失敗4:Pushが弱い
「ご検討ください」→ 後回しにされる
改善策: 今すぐ行動しないと損する理由を明確に
実践チェックリスト
Picture
- 読者が5秒以内に理想の未来を想像できるか?
- 五感を刺激する具体的描写があるか?
Promise
- 数値・期限が明確か?
- 測定可能なベネフィットか?
Proof
- 最低3種類の証拠があるか?
- お客様の声に実名・写真があるか?
- データは具体的か?
Push
- 3つ以上の心理トリガーを使っているか?
- CTAボタンは3箇所以上あるか?
- 今すぐ行動する理由が明確か?
